患者さんへ

私たちの科には、呼吸器外科乳腺外科という2つの部門があります。

呼吸器外科は、肺癌を始めとする悪性疾患のほか、気胸(肺のパンク)や膿胸(胸の中の感染症)など、主に肺の病気を担当しています。乳腺外科は、乳癌を中心とした乳腺疾患の診断・治療を担当しています。


手術が必要と告げられたとき、大きな不安を感じるのは当然のことです。

「手術はどのくらい痛いのだろう」「仕事や生活に戻れるだろうか」「本当にこの治療で良いのだろうか」——そうした一つひとつの心配に、私たちは真正面から向き合います。

当科では、患者さんの身体への負担をできる限り小さくする低侵襲手術を積極的に取り入れています。傷口はわずか数センチ、多くの方が術後5〜7日で退院されています。一方で、進行した病気に対しても他の診療科と緊密に連携し、一人ひとりに最適な治療方針をチームで考え抜きます。

  • 痛みを軽減する手術 — 胸腔鏡やロボットを用いた小さな傷の手術
  • 肺機能を温存する縮小手術 — 必要な部分だけを正確に切除し、術後の生活の質を守ります
  • 進行癌への集学的治療 — 手術・薬物療法・放射線治療を組み合わせ、最善の結果を目指します

私たちが大切にしているのは、「治す」だけでなく、その先の生活まで見据えた医療です。

ご心配なこと、わからないことがあれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。私たちはいつでも、患者さんのそばにいます。

医療関係者の皆様へ

当科は呼吸器外科と乳腺外科の2部門から成り立っております。呼吸器外科では主に肺・気管〜気管支・縦隔の様々な良性・悪性疾患を対象とし、手術を柱とした集学的治療を行っております。呼吸器内科・放射線治療科・放射線診断科との合同カンファレンスを毎週実施し、全ての症例に対し最適な治療方針を検討しています。

肺癌に関しては、通常の葉切除から早期癌に対する区域切除術まであらゆる術式に対応しており、完全胸腔鏡下またはロボット(ダビンチ)を用いた低侵襲手術を中心に行っております。特に、根治性と機能温存を両立する区域(亜区域)切除術は、ICGや術中CTを併用した最先端技術で安全確実な手術を可能としています。さらに、進行癌に対する開胸手術はもちろん、心臓血管外科・形成外科・整形外科・消化器外科などの他科と協力し浸潤臓器の合併切除・再建も積極的に行っております。

また、悪性疾患だけではなく、気胸・膿胸・肺膿瘍などの一般胸部外科疾患にも幅広く対応しております。特に気胸は緊急で処置が必要な疾患です。お急ぎの場合にはぜひお電話でご連絡ください。

地域の先生方と患者様にとって信頼できる存在となれるよう、最善の治療を行って参ります。


ご紹介・ご予約について

患者さんのご紹介は、香川大学医学部附属病院 地域連携室を通じてご予約をお願いしております。紹介患者様の外来診察は月・水・金曜日に対応しておりますので、胸部疾患でお困りの際にはいつでもご相談ください。

項目内容
予約受付地域連携室(FAX予約)
電話番号087-891-2200(地域連携室直通)
FAX番号087-891-2201
受付時間平日 8:30〜17:00

詳しい紹介手順・紹介状の様式については、香川大学医学部附属病院 地域医療連携のご案内をご参照ください。